HOME > 防火防災管理 講習者受講100万人達成記念 > 登録講師 > 飛田 幸平 様
「講習修了者100万人達成」おめでとうございます。
平成29年2月1日から専任講師として参加させていただいた私も微力ではありますが、お役に立てているのかなと嬉しく思っております。
平成28年、福井市役所を退職後、ふくい市民国際交流協会専務理事として勤務していた時、福井市消防局予防課長から「専任講師に登録して講師をしてもらえないか。」と誘いがあり、元来人前で喋ることに抵抗はなかったので一つ返事で受けさせてもらいましたが、これからが大変。
予防行政から離れて30数年以上経って、しかも消防人生の後半は福井市役所で定年を終えた身。
改めて事の重大さに気付き、慌てて消防法を読み返すと、予防行政を取り巻く変化に驚くという「浦島太郎」状態。
これはいけないと、先ずは自分のスキルアップを図りながら、協会から送られてきた「指導要領」を基に防火・防災管理者講習テキスト等を隈なく理解し、初めて福井市内で講師デビューしたときはどきどきしつつ、先輩講師のアドバイスを受けたことが昨日のように思い出されます。
月日が経つのは早いもので専任講師として早5年が過ぎ、現在も基本的な心構えは崩さず、講義内容も逸脱することなく、よりよい講義を進めるため全国の専任講師の皆さん同様、自己研鑽して講義をさせていただいております。
そのような中、気付いたことは、講習会受講者に「消防計画」の存在、今まで自分はどこの火気取扱点検を担当し、自衛消防隊員として何班に属していて、その役割を知ってるかと尋ねますと、ほとんどの受講者は前任の防火管理者から教育を受けていない状況でありました。
これを踏まえて、防火・防災管理者として、まず最初にすべきことは全員一丸で取り組む必要性、火災予防に対するソフト面について少し時間を割いて話をさせてもらってます。
多くの受講者の方は頷いておられますので、たぶん分かっていただけたとの思いで、今後もこのことを力説してから専任講師を務めさせていただきたいと思っております。
これからも協会職員の皆さんには何かとご迷惑をおかけすることが、あるかもしれませんが今後ともご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、(一財)日本防火・防災協会の益々の発展をご祈念いたします。