平成22年6月27日(日)気仙沼本吉地区婦人防火クラブ連合会と財団法人日本防火協会の共催による第30回気仙沼本吉地区婦人防火クラブ連合大会「防火のつどい」が気仙沼市保健福祉センター「燦さん館」で開催され、1市1町の婦人防火クラブ員等約450名が参加しました。
この大会は、婦人防火クラブ員が一同に集まり、防火・防災に関する知識を習得し、火災などから家庭を守り、安全な地域社会づくりを目指すと共に、各クラブ相互の連携と親睦を深めることを目的としています。
婦人防火クラブ員全員で「防火宣言」
意見発表
大会は、及川副会長の開会宣言で始まり、三浦会長が婦人防火クラブの歴史を振り返り「世の中がどのように変わろうとも、変わることのない防火・防災の輪を大きく広げていきたい」と挨拶。続いて、優良個人・優良婦人防火クラブ表彰、意見発表、防火宣言を行いました。その後、東北福祉大学教授の小松洋吉氏による「みんなで創る減災社会」との演題で、要援護者支援、こころのケア、地域での取組等、今後の婦人防火クラブ活動の参考となる講演をしていただき、アトラクション、吉田副会長の閉会宣言で盛会裏に終了しました。
今回、会場において展示した津波語り部コーナー(昭和8年の昭和三陸津波)では、多くの方が足を止め、聞き入っており、今年発生したチリ地震での津波の来襲、また、当地区に大きな被害をもたらしたチリ地震津波(昭和35年)から50年をむかえ、防災に対する意識が特に高まっていることが感じられました。
住宅用火災警報器についても展示、リーフレットの配布やアトラクションでの設置PR等、住宅用火災警報器の普及啓発が大いに図られた大会となりました。
津波語り部・写真展示コーナ
アトラクション「火災警報器つけてね!」