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2011年1月

1.(財)日本防火協会 会長挨拶

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(財)日本防火協会 秋本理事長新春ご挨拶

 「防火ネットニュース」「メールマガジン」の読者の皆様、また、全国の消防関係者の皆様、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。
 さて、昨年は、梅雨期の大雨や局地的な集中豪雨等による災害、グループホーム施設の火災などで多くの尊い人命が失われ、改めて、防火、防災、安心安全な地域づくりの大切さを痛感させられました。
 私ども日本防火協会は、婦人(女性)防火クラブをはじめ幼少年消防クラブ、自主防災組織など地域の防火防災組織の育成、支援を重要な使命としており、平成23年も、積極的に取り組んでまいります。
 とりわけ、少年消防クラブの活性化については、2月11日・12日に「少年消防クラブフォーラム2011」を開催し、モデル少年消防クラブの指導者のほか、アメリカ、ドイツの青少年消防組織の指導者もまじえ、活動事例報告、シンポジウム等を行うこととしております。少年消防クラブ関係者はもちろん、消防関係者、教育関係者等多くの方々にご参加頂きたいと考えております。
 ご案内のように、本年6月にはすべての市町村で住宅用火災警報器の設置が義務付けられることとなります。当協会も普及に全力をあげておりますが、引き続き皆様とともに設置促進のため努力してまいります。
 また、当協会では、平成15年10月から防火管理者、平成21年3月から防災管理者の資格講習を全国的に行っておりますが、開催地、開催回数、受講者数が年々増加し、昨年の修了者は5万人を超えるまでになっております。
 これらの講習を受ける機会を広く提供して防火・防災管理者の育成に努め、防火・防災管理者制度の円滑な運用による災害の未然防止に寄与してまいりたいと存じます。
 このように講習事業が順調に推移しておりますのは、消防関係機関の皆様のご支援ご協力、また、防火・防災管理対象物の管理権原者の皆様の防火防災に対するご熱意とご理解によるものでありまして、厚く御礼申し上げます。
 本年におきましても、これらの事業を積極的に展開して、地域の安心安全が一層確かなものになりますよう努力してまいりますので、引き続きご支援ご協力を頂きますようお願い申し上げます。
 皆様方のご健勝ご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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