放水体験 管内の少年消防クラブ員を対象に「自分の身は自分で守ろう!」をテーマに8月8日(金)、少年消防クラブリーダー研修会を実施しました。
通信指令課見学、放水体験、煙体験、ロープ渡過体験等を通して、災害の脅威とはどういうものかを学び、自分を守るための知識を身につけ、学校や地域の防災リーダーとして活躍してもらうことを目的とし、多くのクラブ員が参加しました。
ロープ渡過の体験を行ったクラブ員からは「ロープを速く渡るのが難しかった。将来、救助隊員になって人を助けたい」と話しているのが印象的でした。
この行事を通して、防火・防災について学んでもらうことができ、とても実りのある1日となりました。
ロープ渡過体験
応急担架訓練
「未来を紡ぐ子どもの絆」プロジェクトで被災地を訪問!
~第40期泉佐野市少年消防クラブ員が宮城県石巻市周辺の被災地研修を行い、
石巻市立開北小学校少年消防クラブと交流を行う!!~
泉佐野市少年消防クラブ(幹事長 村上 和美)では、泉佐野市教育委員会が主催する『未来を紡ぐ子どもの絆2014』プロジェクトの一環として、東日本大震災で被害を受け、未だ大きな傷跡がある宮城県内の被災地研修を8月20日(水)、21日(木)に実施しました。
また、現地において、石巻市立開北小学校少年消防クラブとの交流も併せて実施しました。
今回、参加したクラブ員は、33名のうちから6年を対象に15人の者が参加し、8月20日(水)6時30分から、泉州南広域消防本部前において、出発式を行ったのち、伊丹空港から仙台空港まで飛行機で移動しました。
研修1日目は、石巻地区広域行政事務組合消防本部職員の案内で宮城県下の被災状況を見学しました。なかには、津波により基礎しか残っていない建物跡や建物が横倒しになった状況などを目の当たりにしその被害状況の大きさを再認識しました。
宮城県下の被災状況を見学
石巻市立開北小学校少年消防クラブと交流
また、研修2日目は、石巻市立開北小学校の少年消防クラブ員と交流を行い、各々の地域やクラブ紹介などを行なったのち、グループに分かれ防災ビンゴや防災クイズなどのレクリエーションなどを行い、楽しみながら防災について学ぶことができ、お互いの少年消防クラブが和気藹々と交流を持つことができました。
なお、今回、見学場所の選定や被災地の消防クラブとの交流については、全国消防長会において当組合消防本部と繋がりのある石巻地区広域行政事務組合消防本部に協力を依頼し、石巻市立開北小学校少年消防クラブを紹介していただいたものです。
また、研修終了後の6月25日(月)10時00分からは、千代松大耕 泉佐野市長に研修報告を行い、研修中に実際に目の当たりにし、感じ取った感想やクラブ員交流で楽しかった内容などをクラブ員自信の言葉で市長に報告していました。
各々の地域やクラブ紹介
参加者全員で記念写真
なお、今回、研修に参加したクラブ員からは、「テレビや新聞などで見たもの以上でした。私たちの住む泉佐野でも、いずれ南海トラフ地震の発生が言われていますが、今回の研修での経験を生かし、私自身でできることを少しずつ実行に移し、防災に強い町づくりに貢献したいと思います。」と語っていました。
小さな消防士誕生!~少年消防クラブ員が消防の仕事を体感する!~
泉州南消防組合泉佐野消防署(署長 戎谷 始)では、少年消防クラブ員に消防の仕事をより深く理解してもらうため、消防車からの放水体験やはしご車の搭乗体験を9月20日(土)に行いました。
今回の例会では、消防士が火災現場で着用する現場外套を身にまとい、タンク車から放水体験を行うとともに、泉佐野署に配置されている50m級はしご車の搭乗体験を併せて行い、消防士が日頃、どのような訓練や活動を行っているのかを身をもって実感いたしました。
タンク車から放水体験
はしご車の搭乗体験
また、クラブ員たちは、各種体験ののち、本年度、東日本大震災の被災地訪問を行った6年生の活動風景をスライドで確認し、東日本大震災の被害の大きさをあらためて感じることができました。
この例会に参加したクラブ員からは、「消防ホースの重さや放水時の圧力の強さに驚きました。はしご車についても、下から眺めていた以上に高く、本当に大変な仕事だと思いました。また、東日本大震災の写真等も実際に行った6年生の感想と重ねて聞くことができ、その被害の大きさをあらためて知ることができました。」と語っていました。
平成26年9月3日(水)、幼少期の子供達に防火の重要性と文化財の大切さを理解してもらうことを目的に、第3回「子ども文化財防火教室」を東大寺で開催しました。
奈良国立博物館の鈴木先生から
説明を受けるクラブ員
大仏殿に向かうクラブ員
市内の幼年消防クラブ(6クラブ、185名)の園児が参加し、東大寺総合文化センター金鐘ホールで、奈良国立博物館の鈴木民子先生から「みんなだいすき だいぶつさまのおはなし」と、当局の文化財防災官から「だいぶつさまを かじからまもれ」の話を聞いた後、法被姿で大仏殿の見学をし「僕たち私たちは、絶対に火遊びをしません。」と大仏様に向かって防火の誓いを唱和しました。
法被姿で大仏殿の見学
大仏様に向かって防火の誓いを唱和
防火の誓い 登米市幼少年婦人防火委員会では、(一財)日本防火・防災協会との共催により、9月11日(木)登米市中田総合体育館において「第26回幼年防火まつり」を開催しました。
幼児の頃から「火」に対する正しい知識と、「火の用心」を身につけさせるとともに、幼年消防クラブ相互の情報交換と親睦を図り、災害のない明るい街づくりを目指すことを目的とするもので、今年で26回目となりました。
幼年防火まつりのスタートは、元気いっぱいの園児による開会宣言から始まり、防火の誓いでは、「マッチやライターで火遊びしません みんなで火の用心につとめます」などと大きな声でしっかりと誓いを述べました。
ぼうさい体操は園児が一同に行い、体操を通して自分の身を守ることを身につけました。
演舞(はしご乗り) 鼓笛隊演奏は、幼年防火まつりの主体である幼年消防クラブ員の発表の場として恒例となり、担当した園児たちは自信を持って演奏してくれました。演奏後は大きな拍手で会場が包まれました。
演舞は、初めて取り入れた演目で、担当した園児が曲目「め組のパレード」に合わせて纏を振り、江戸時代を感じさせる迫力ある踊りで観客を魅了しました。最後は「はしご乗り」を披露し、会場内は大きな歓声となりました。
消防署職員によるアトラクション寸劇では、「モヤスゾーをやっつけろ!!」と題し、正義の味方「ウォーターマン」が園児による声援で悪役「モヤスゾー」を倒す熱演に、幼年消防クラブ員は盛んに拍手を送っていました。
楽しみながら「火」に対する正しい知識を学ぶとともに、消防車両と一緒に撮影を行い、火の用心に努めることを心に刻む一日となりました。