女性クラブ員が
住警器のチラシを配布 うるま市消防本部では、平成26年11月8日(土)に秋の火災予防運動の一環として幼児期に火に対する正しい知識を身につけさせ、火遊びによる火災発生防止と防火思想の普及、将来にわたり地域の防火・防災の担い手となる子供たちに対する防火・防災教育の更なる充実を図ることとし「うるま市ふれあい消防フェスタ」を開催しました。
今回、保護者、市民が参加することにより、家庭において火気使用器具を扱う比較的に多い女性に対し、家庭防火の知識・技術を習得してもらうとともに、地域での協力体制と連携意識の高揚を図り、安全な地域社会作りを目的として、参加者約1,000名の皆さんが集い防火・防災教育のふれあい消防フェスタを開催いたしました。当日はあいにくの雨天となり体育館での開催となりました。
オープニングでは、「伝統神ウルマー」が登場して炎の衣装をまとった職員を消火器により退治、防火クラブ4園による防火演技後、屋内ではサッカー大会、ゴールの炎の的を設置して子どもたちは、火の的を倒すのにチーム一丸となり頑張っていました。
メイン会場入り口では、女性消防団員・女性防火クラブ員が市民へ住宅火災警報器設置等のチラシ配布や防火・防災をアピール、屋外では放水体験、煙体験、消火器取扱訓練、ミニ消防車同乗体験、消防車両と記念撮影を行いました。
炎の的を設置してサッカー大会
消防車両と記念撮影
平成26年11月9日(日)霧島市消防局にて「防災フェスタINきりしま2014」を開催いたしました。
防災フェスタは、災害のない明るい安心・安全なまちづくりのため、消防局を開放し、市民に消防の知識・技術を普及するとともに防火・防災の高揚を図ることを目的として行われています。
霧島市において本年で7回目を迎えた「防災フェスタINきりしま」も地域にとっても親しみのある行事として定着してきたのではと感じます。しかしながら昨年に引き続き、あいにくの天候の中での開催となりました。それでも、屋内に於いて来場者で埋め尽くすばかりの大盛況となりました。当日は隣接する会場にて霧島市の催しである「ふるさと祭り」が実施され、昨年よりも幅広い年齢層の来場者があったのも1つの要因であったものと思われます。
「防火の誓い」 オープニングでは、園児に一日署長を委嘱し、市内10団体の幼少年消防クラブの代表全員による「防火の誓い」で始まり、幼少年消防クラブ員による合唱や和太鼓等、4団体に参加していただき市民の方から好評を博していました。
施設内3階の屋内運動場ではボランティア団体「心肺蘇生の会」による応急手当体験、ぬり絵コーナーを設置しました。応急手当体験では特に家庭をもった体験者が目立ち多くの来場者にご利用いただけたのではないかと感じます。万が一の際には今回の体験が活かされてもらえればと望んでいます。また、幼少時からの防火・防災の高揚を図る目的としてぬり絵コーナーも設けました。ぬり絵を通して普段以上に消防について接してもらえたのではないかと思います。
また、婦人防火協力会連絡協議会では近年、全国的に消火器が破裂し、負傷する事案が発生していることを踏まえ、消火器のリサイクルについて広報を実施しました。市民からの質問が多かったこともあり非常に高い関心を持っていただけたと感じます。
消防局以外においても霧島警察署や第十管区海上保安本部鹿児島航空基地、陸上自衛隊国分駐屯地、霧島市役所(建築課)、消防ポンプメーカー、地域のボランティア、民間救急すみれ、医療機器メーカーなど資機材展示や訓練展示等様々な防災関係機関の御協力をいただき、無事に事故なく終了することができました。
興味深く聴講する各防火クラブ
・自主防災組織の代表者 また、消防局の訓練披露におきましても大きな歓声があがりとても満足できた催しであったのではないかと思われます。
かねては市民がなかなか体験することができない防火・防災に携わる機関に接してもらうことで防火・防災意識の高揚と市民の防火防災関係機関との親睦を図る意味でも「防災フェスタINきりしま」は大成功のうちに終了したものと感じております。
最後に、今後とも市民と消防局が一体となり災害のない明るい安心・安全な霧島市を目指し火災や災害に対し多くの関心を持ってもらえるよう霧島市の行事として定着したイベントとして更なる盛り上がりを期待していただけるよう努めていきたいと思います。