菅浦婦人消防隊結成式
島根県松江市美保関町菅浦地区で婦人防火クラブが誕生し、消防記念日の3月7日(日)に同町の菅浦公民館で結成式を行いました。家庭から防火・防災意識を高めようと、30~60歳代の主婦ら28名が、防火への決意を新たにしました。
約80世帯が暮らす同地区は、明治時代に起きた大火により、地域一帯が焼失したため、住民の防火意識は高い地域です。そして、住宅が密集していることや、今年に入り火災による死亡事故が相次いでいることから結成の機運が高まり実現しました。
結成式には地区住民や松江市消防本部職員など約50名が出席して行われ、菅浦婦人消防隊の小林紀代子代表からの決意表明や松江市婦人防火クラブ連絡協議会山口会長から防火法被の授与などを行いました。
消火器使用方法講習
住宅用火災警報器講習
松江市婦人防火クラブ連絡協議会では1992年以来の新規加入となり、6団体となりました。
結成式後、菅浦婦人消防隊の隊員達は、消火器の使用方法や、来年6月に設置期限を迎える住宅用火災警報器の設置方法、婦人クラブによる共同購入方法及び、警報器の今後のメンテナンス方法を中心に理解を深めました。