千葉会長 開会あいさつ
平成20年11月4日(火)~5日(水)の2日間、岩手県花巻市「ホテル千秋閣」において、平成20年度北海道・東北ブロック婦人(女性)防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会を開催しました。
今回の研修会は、北海道・東北ブロック各道県及び岩手県内の婦人(女性)防火クラブの幹部及びクラブ員が一堂に会し、相互の交流と活動内容等の情報交換を行うことにより、組織の一層の充実・強化及び婦人(女性)防火クラブリーダーとしての一層の資質向上を図ることを目的とし、婦人防火クラブ員約230名が参加しました。
研修会では、財団法人日本防火協会 益本圭太郎常務理事にご挨拶をいただき、総務省消防庁国民保護・防災部防災課 芳永和之課長補佐兼震災対策専門官から「婦人(女性)防火クラブへの期待」と題して講演が行われ、地域防災における住民の果たす役割の重要性や婦人(女性)防火クラブに対する期待などについて学びました。
そして、岩手県内の5ブロックの婦人(女性)防火クラブの活動発表が行われ、引き続き各道県の婦人(女性)防火クラブ連絡協議会の活動発表が行われました。
続いて、一関市一関地域婦人消防協力隊 鈴木克子隊長から「平成20年岩手・宮城内陸地震における婦人消防協力隊の活動について」と題して大変貴重なお話をいただきました。
活動発表後、「自分達の地域から火災を出さない」、「自分達の地域は自分達で守る」、「婦人消防協力隊・婦人防火クラブの輪を大きく広げます」といった防火宣言を参加者全員で唱和し、今後の活動に向けて決意を新たにしました。
研修会終了後は、参加者による交流会が行われ、日頃の活動について話し合ったり、盛んな交流が繰り広げられました。
2日目は、宮沢賢治記念館を見学いたしました。宮沢賢治をめぐる環境・信仰・芸術等8部門の展示からイーハートヴの世界をご観覧いただき、来年度の開催地である秋田県に引き継ぎ、2日間にわたる研修会を終了しました。
芳永専門官の講演
婦人防火クラブ員230名参加