岐阜県 山県市女性防火クラブ運営協議会
山県市女性防火クラブ運営協議会(=佐村志奈子会長)では、平成20年10月26日(日)山県市文化の里花咲きホールを講演会場として、ふれあい・さわやかドームを実技研修会場として、「家庭の防火は女性の手で!」を合言葉に市内女性防火クラブ員が参集いただき、(財)日本防火協会および岐阜県女性防火クラブ運営協議会(=杉山洋子会長)をはじめ関係機関のご協力により「第6回山県市女性防火研修会」を開催いたしました。
当日は午前9時からふれあい・さわやかドームにおいて、火災による被害を軽減するという観点から、「煙体験・応急担架作製訓練」「防炎・非防炎物品燃焼比較実験」「天ぷら油火災初期消火訓練」のコーナーを設け、3つのグループに分けて実技研修を行いました。
午前10時からは、文化の里花咲きホールに会場を移し、前年度の会長・副会長への感謝状の贈呈を行い、防災講演では、(財)岐阜県消防設備保安協会事務局長の南敏先生を講師にお招きし、「あなたの意識」と題してご講演を頂き、参加者は真剣な眼差しで講師の説明に耳を傾け、平成20年度山県市女性防火研修会は盛会裡に終了いたしました。
当協議会では、「この研修会を契機に火災からの多くの尊い命を守るため、組織を挙げて防火思想を広めていきたい」と誓いを新たにしました。
岐阜県から贈られたクラブ旗の披露
応急担架作製訓練
北海道消防協会
平成20年度「北海道婦人防火クラブ指導者研修会」が、北海道各地のクラブ員や消防関係者など180名が参加して、11月5日(水)札幌市の道民活動振興センターを会場に開催されました。
この研修会は、各地区の婦人防火クラブが、相互交流を深め情報交換などを行うことにより、組織間の一層の充実・強化と指導者の資質向上を図ることを目的に毎年開催しているものです。
住警器の活動事例発表 開会に続いて、北海道少年婦人防火協議会 高木繁光会長から、来賓として北海道総務部危機対策局防災消防課 二瓶文夫課長からそれぞれ挨拶を頂きました。
その後活動事例発表に移り、浦河町井寒台婦人防火クラブ会長の道場紀子さんからは、住宅用火災警報器の普及啓発活動は、町からの助成を活用して、全戸設置を目標に取り組みを始めたこと、白老町婦人防火クラブ連合会会長の本間ユキ子さんからは、住宅用火災警報器の共同購入に向けて取り組むことをそれぞれ発表しました。
婦人防火クラブ員が演じた住警器普及啓発活動劇
「やかまし家の一日」 次に普及啓発活動劇の発表です。住宅用火災警報器の普及活動を主とした題材で、「やかまし家の一日」と題して、オロロン農協初山別婦人防火クラブ立田弘子会長以下10名の方々が演じました。内容は、祖父母、息子夫妻、娘2名の6人家族の一日を通して、住宅用火災警報器の必要性、防炎用品の活用、天ぷら油火災の発生や初期消火などを演じておりました。クラブ員の悪戦苦闘の演技に、会場からは感心したり、笑いや歓声が上がるなど拍手喝采の演技でした。
参加者、発表者が熱心に取り組んでいる姿を見ますと本研修会で得た知識が、今後地域の活動に活かされ、地域防災力の向上の一助になることを期待しており、有意義な研修会を開催することが出来ました。