岡山市少年婦人防火委員会
煙が充満した訓練棟からの避難訓練 岡山市消防教育訓練センターにおいて、財団法人日本防火協会との共催により、ももたろう自主防災フェアが、岡山市婦人防火クラブ51団体119名、岡山市内の幼年消防クラブ8団体219名と合同で開催されました。
婦人防火クラブ員は、てんぷら油火災を想定した消火器取扱訓練、起震車の体験搭乗、煙が充満した訓練棟からの避難訓練、正確にそして迅速に通報する119番通報訓練等を実施しました。又、住宅用火災警報器の展示では、自宅に設置するとともに、その普及啓発の必要性について認識を新たにしました。
住警器について消防職員の
説明を聞く婦人防火クラブ員 幼年消防クラブは、特別救助隊の救出訓練及び消防ヘリコプター「ももたろう」の見学、放水訓練では5m先のボールの的を狙い、消火栓のホースから勢いよく放水しました。又、消防職員による防火腹話術では、笑いのなかに「火の大切さ」「火のこわさ」を学ぶことができました。
このももたろう自主防災フェアを開催することにより、婦人防火クラブ員は、防火意識の高揚を図り、消防・防災に関する知識と技術を習得し、幼年消防クラブ員は防火意識を養い、「火遊び」は絶対にしないことを誓いました。このフェアを通じて、婦人防火クラブ・幼年消防クラブ相互のクラブ員と消防職員・女性消防団員との交流で、地域防災力を向上することができました。
職員の腹話術を熱心に聞く
幼年消防クラブ員
放水体験をする幼年消防クラブ員
愛知県 豊田市消防本部
11月9日(日)午前9時30分より、豊田市消防本部において「YOU・遊:消防フェスタ2008」が開催されました。
オープニングセレモニーは屋外特設ステージで行い、少年消防クラブ防火作品並びに消防子ども写生大会入賞者の表彰式を行いました。豊田副市長を始めとする各賞の授与者から、代表受領者が賞状・副賞を受け取りました。式の最中は、どの子も大変緊張した面持ちでしたが、終了後は、安堵と喜びの入り混じった笑みを浮かべていました。
婦人消防クラブ員が主に担当した非常食コーナーでは、アルファー米の試食が行われ、参加者から「意外においしかった」といった声が聞かれました。同じく婦人消防クラブ員が担当した住宅用火災警報器PRコーナーでは簡単なアンケートを取りながら、豊田市の住宅用火災警報器キャラクター『モクモクピートくん』の印刷されたタオルなどを配布し、住宅用火災警報器の普及啓発に努めました。
婦人消防クラブ員が担当した非常食のアルファー米の試食と住警器PRコーナー
例年行っている消防車のペーパークラフト・手作りキーホルダーコーナーに加え、今年度はお絵かきエコバッグを追加し、子ども達は消防車や救急車など自分の好きな絵をエコバッグに描いていました。
はしご車の試乗体験 屋内外の体験コーナーでは、放水体験やロープ渡過体験、消防車、はしご車の試乗など、実際に多くの体験をすることで災害の恐ろしさを感じ、消防を身近に感じることができたようです。その他にも、消防水利を分かりやすく説明するコーナーやインパルス放水銃など消防資機材の展示コーナー、高度救助隊に関するコーナーなど多種多様な消防に関するコーナーが展開されました。
ステージ並びにイベント会場では、幼年消防クラブのドリル演奏、少年消防クラブのトランペット鼓隊演奏、豊田市消防キャラクターのファイヤーマンショー、AEDマンや救急マンが披露する救急デモンストレーションなど色々な形で防火防災の啓発を行いました。
少年消防クラブ員のトランペット鼓隊演奏 最後に消防音楽隊の演奏にあわせ、カラーガード隊が演技をしましたが、そこにモクモクピートくんが乱入し、住宅用火災警報器の重要性を子どもから大人までわかりやすくPRしました。
6,000名の来場者を迎え、見て聞いて感じて、楽しみながら、防火防災意識の高揚を図る有意義な一日となりました。
大阪府 守口市門真市消防組合消防本部
30周年を迎えた消防音楽隊の演奏 守口市門真市消防組合は、11月9日(日)秋季火災予防運動オープニングイベントとして、門真市末広町のルミエールホールにおいて「守口市門真市消防音楽隊30周年・幼年消防クラブ20周年記念防火コンサート」を開催しました。
当消防音楽隊は消防職員で結成される音楽隊で、消防出初式をはじめ、毎年春・秋に行われる全国火災予防運動やその他多くの行事に出場演奏しています。
今回のコンサートは、消防音楽隊30周年と幼年消防クラブ20周年を記念したもので、記念式典をはじめ消防音楽隊の迫力ある演奏や守口市と門真市の幼年消防クラブ4園による元気いっぱいの防火演技が行われました。また、消防職員による防火コント「あるとき・ないとき」と題して、住宅用火災警報器の必要性を訴えかけました。
幼年消防クラブの防火演技 ホールの外では、住宅用火災警報器の啓発コーナーやAEDのコーナーを設け、会場を訪れた市民に説明を行い、市民の方も真剣な表情で消防職員の話に耳を傾けていました。市民の方からのアンケートの回答より「消防士としての消火活動以外の仕事に驚いたり、幼年消防クラブの演技のかわいらしさに心を打たれたりとすごく楽しい1日を過ごせた」などという声が多くありました。これら式典を始め、消防ヘリコプターによる広報、音楽隊や幼年消防クラブなどのコンサートの模様はケーブルテレビにより放送されます。
このように記念防火コンサートはたくさんの来場者とともに大盛況のうちに終演しました。
住警器の啓発コーナー
AEDの実技体験コーナー
山梨県 甲府地区幼少年婦人防火委員会
幼年消防クラブ指導者の表彰 甲府地区幼少年婦人防火委員会では、秋の火災予防運動の一環として11月12日(水)に管内(甲府市・甲斐市・中央市・昭和町)の幼年消防クラブ員1,500名と女性防火クラブ、父兄、その他、消防関係者など、合わせて約1,700名が参加して「第9回甲府地区幼年・婦人消防大会」を甲府市総合市民会館「山の都アリーナ」で開催しました。
この大会は、「家庭の防火は我が家から」「よいこは火あそびをしない」をスローガンに、隔年で開催しています。
アトラクションでは、火災予防をテーマに幼年消防クラブは、和太鼓、遊戯、マーチングバンド、パラバルーンなどで防火メッセージを会場に送り、女性防火クラブは、住宅用火災警報器の設置を防火演技で呼びかけました。また、協力団体の山梨学院短期大学では、演劇とダンスをミックスしたパフォーマンスで「火の怖さ」「消防の仕事」を子供達に伝えました。
このほか、消防本部音楽隊による演奏が行われ、最後に幼年消防クラブ全員が「僕たち私たちは、絶対に火遊びはしません」と元気一杯の声で防火を誓い、「火の用心の歌」を合唱して幕を閉じました。
大会を終えて、全員が一体となり防火防災意識の高揚と相互の親睦を図ることができました。
のぼり旗を使った住警器普及啓発の演技
幼年消防クラブの防火演技
愛媛県 松山市消防局
子供たちの放水体験 平成20年11月23日(日)、松山市総合コミュニティセンターにおいて「みんなの消防フェスタ2008」を開催いたしました。
このフェスタは、平成14年度から秋季全国火災予防運動事業の一環として実施しており、民間防災組織の表彰式や地元テレビ局のアナウンサーを招いての防火講演や、かわいい園児たちにアトラクションなどを繰り広げていただきました。
ここ松山市では、平成13年に震度5強の揺れを観測した芸予地震、また、平成16年には頻繁に台風災害が発生するなど、市民の防災・減災に対する関心も高く、自主防災組織の結成率も98.2%まで高まってきております。
このようなことを受け、今回のフェスタでは、一人でも多くの市民に一層の防災意識の高揚が図れますよう、松山地方気象台にご協力をいただき、地震や台風発生のメカニズムを分かりやすくご紹介いただくとともに、日本公衆電話会に災害用伝言板ダイヤルを立ち上げていただくなど、防災関係団体と連携し様々な防災体験コーナーを設置させていただきました。
また、次世代の防災活動を担う子供たちを対象に、市内少年消防クラブが合同で作製した防災かるたを用いての「かるたとり大会」や「火事だー。大声大会」を繰り広げるなど、子供たちの笑顔の絶えないイベントとして実施することができました。
女性防火クラブ員による炊き出し訓練
消防団による古典竹梯子操法
佐賀県 伊万里市消防本部
古川知事の講演 平成21年2月6日(金、)伊万里市防火協会は設立30周年を記念して、佐賀県知事 古川康氏 を招いて防災講演会を開催し、幼年消防クラブ員など330人が参加しました。
講演会では、自治省消防庁の経歴と現職知事としての立場から「地域力は防災力 ~ご近所の底力~ 」をテーマに佐賀県における防火・防災等の体制づくりについて、詳しく説明がありました。
また、アトラクションとして市内の保育園児が勇壮な太鼓の演奏と梯子乗りの演技を披露しました。
幼年消防クラブのはしご乗り演技
勇壮な太鼓の演奏