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2009年5月

3.婦人防火クラブ員の救急講習会の開催

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香川県 多度津町婦人防火クラブ


交付された資器材を使用して
講習を受ける婦人防火クラブ員
 多度津町は人口2万4千人を有し、町単独の消防本部で昭和35年9月に誕生しました。
 今回は財団法人日本防火協会の助成事業により、多度津町婦人防火クラブ員を対象に普通救命講習会を町内4会場で10月5日・11月2日・23日・27日の計4回、総勢119名が受講し、参加者全員に救命講習修了証が交付されました。
 講習会は心肺蘇生法を中心にAEDの使用方法・三角巾の取り扱い・止血法等、約3時間実施しました。今回の受講者のうちの約60%は、一度心肺蘇生法を受講していましたが、AEDの取り扱いは初めてで戸惑う場面もありました。
 だんだんと講習が進むにつれて「音声のとおりに実施すれば私にも出来る」との声が多く聞こえて来ました。講習に参加したクラブ員からは、「丁寧に熱心に教えて頂きありがとうございました」、「応急手当の必要性・重要性を再確認し、機会があればもう一度講習に参加したい」などの感想が聞かれ、婦人防火クラブの活動においても大変重要な成果となりました。
 これからも交付された資器材を活用し、応急手当の普及に努めて行きたいと思います。


DVDを見ながら座学講習

三角巾を使用して止血法の講習

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石川県 津幡町女性防火クラブ連絡協議会


人工呼吸訓練
 この度、津幡町女性防火クラブ連絡協議会が(財)日本防火協会の助成事業を受け、昨年の10月19日、11月9日、12月7日に当消防本部で女性防火クラブ員を対象とした普通救命講習会を開催し、総勢99名のクラブ員が受講しました。
 講習会では、消防本部の救急救命士が中心となり、現場での実際の事例等を交えながら、クラブ員に対し応急手当の重要性から心肺蘇生法(実技)・AEDの取り扱い方法・止血法へと順次実施されました。日頃から地域の安全、安心のために諸活動を行っているものの今回初めて触れる資器材に戸惑い、緊張しながら真剣に取り組み、受講者全員に無事修了証が手渡されました。
 終了後、クラブ員から「非常に勉強になりました」「講習会の大切さを実感しました」など、また、あるクラブ員から「是非、私の地区で区民に対しても講習会を開催してほしい」などの感想が聞かれ、講習会の目的が十分に達成できたと思います。


幼児モデルを使用してAEDの操作訓練

交付された心肺蘇生人体モデルを使い
心肺蘇生訓練を行う女性防火クラブ員

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千葉県 船橋市婦人消防クラブ

 船橋市は、千葉県の北西部に位置し、都心や成田空港から近いばかりでなく、京葉港や豊かな交通網を併せ持つなど、非常に恵まれた立地条件を備えたまちです。
 今回、財団法人日本防火協会からの助成事業を受け、地域の安心・安全の諸活動を行っている本市婦人消防クラブ(田中衞委員長)のクラブ員に対し、平成20年度「婦人防火クラブ員救急講習会」を実施しました。
 救命率の向上に寄与する一環として、応急手当の普及啓発、心肺蘇生法や救急車が現場到着までに必要な応急処置、自動体外式除細動器(AED)について、船橋市消防局員と船橋市消防団の女性消防団員から講習を受け、正しく使用することを習得し、応急処置の重要性を再認識しました。
 参加したクラブ員は、「家族が突然倒れたら」、「万が一その場に居合わせたら」と様々な思いの中、「万が一の場合、この講習をもとに頑張ります!」「不安はあるが最初の一歩が大切ですね」などの意見があり、この講習を通じ応急救護に対する認識をより一層新たにしていました。
 AEDを初めて目にする方がほとんどでしたが、実際に使ってみるととても簡単で、音声ガイダンスどおりに操作すれば良いということが確認できたようです。


女性消防団員を講師に応急救護訓練

AEDの操作訓練

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