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2009年12月

1.平成21年(1月~6月)における火災の概要 ―総務省消防庁

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 前年同期と比較すると、総出火件数、建物火災の出火件数は減少していますが、車両火災、林野火災、その他火災の出火件数は、増加しています。
 また、火災による死者数は、減少しています。


① 総出火件数は、28,575件、前年同期比403件の減少

総出火件数は、28,575件で、前年同期より403件減少(-1.4%)しています。火災種別ごとにみると、建物火災が1,015件減少し、車両火災が65件増加、林野火災が199件増加、その他火災が347件増加しています。


② 総死者数は、1,105人、前年同期比127人の減少

火災による総死者数は、1,105人で、前年同期より127人減少(-10.3%)しています。負傷者は4,248人で前年同期より231人減少(-5.2%)しています。


③ 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、613人、前年同期より108人減少

住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、613人で、前年同期より108 人減少(-15.0%)しています。このうち65歳以上の高齢者は371人で、前年同期より98人減少(-20.9%)していますが、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の60.5%を占めています。


④ 出火原因の第1位は、「放火」、第2位は、「たばこ」

総出火件数28,575件を出火原因別にみると、「放火」が3,413件(11.9%)、「たばこ」が2,870件(10.0%)、「こんろ」が2,636件(9.2%)、「放火の疑い」が2,537件(8.9%)、「たき火」が1,931件(6.8%)となっています。
また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると5,950件(20.8%)となっています。

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