一般財団法人日本防火・防災協会

　愛知県内の消防防災関係者の活動を紹介し、県⺠の理解を深めてもらおうと「第２回愛知県消防連 合フェア」が、１１⽉１４⽇（⼟）、津島市⽂化会館で開催されました。
会場では、婦⼈防⽕クラブ員による三角⼱・ＡＥＤの体験教室、少年消防クラブ防⽕作品展⼊賞作 品や被災から５０年目を迎えた伊勢湾台風の被災状況を伝える写真の展⽰、起震⾞体験やテレビ番組 「レスキューファイヤー」ショーなど、各種イベントが催され⼤勢の来場者でにぎわいました。

ＡＥＤ体験教室

防⽕作品展⼊賞作品展

　また、式典では愛知県知事・愛知県消防協会⻑による功労表彰に続き、婦⼈消防クラブ員、少年消 防クラブ員の活動報告が⾏なわれ、参加者は互いの活動の重要性に理解を深めました。

優良少年消防クラブ表

活動報告する少年消防クラブ員

３，０００⼈を超える来場者が集まった 　平成２１年１１⽉１５⽇（⽇）、⼩⼭市⽯ノ上河川敷広場で、⼩⼭市消防フェア２００９が開催さ れました。
　今回で６回目を迎える同フェアは、回を重ねるごとにス ケールアップし、今回はなんと来場者数が３，０００⼈を超 え、⼤盛況となりました。
　あまりのお客様の数で、急遽、救助隊のデモンストレーショ ンの時間をずらして実施したほどです。
　フェアでは、煙体験、応急⼿当体験など多彩なイベント、 ⽕災予防啓発コーナーがあり、⾄る所で⾏列ができました。 中でも、ちびっ⼦救助隊として、ロープ渡過を⼦供が体験で きるコーナーや、はしご⾞のバスケットに乗って記念撮影が できるコーナー、⼩⼭地区危険物保安協会の協⼒によるスト ライクナインなどが⼈気で⾏列ができました。とくに、⼥性防⽕クラブ連合会による防⽕カレーは、 １，０００⾷を⽤意したにもかかわらず、わずか３０分で配布が終了したほどです。

⼥性防⽕クラブ連合会による防⽕カレー

幼年消防クラブ員が「⽕の⽤⼼の歌」を披露

　そのような中、ひときわ注目をあびたのが、幼年消防クラブ連合会による防⽕パレードです。法被 をまとったちびっ⼦消防隊が、⼤⼈顔負けの防⽕の誓い、⽕の⽤⼼の歌を披露し、観客からは⼤声援 をうけました。来賓者の⽅々からも、「すばらしい、よくできました。⼤⼈も⾒習わなくては」との お褒めの⾔葉をいただきました。
　早くも、幼年消防クラブ員たちは、「来年もまたがんばりたい」とやる気にあふれていました。

応急⼿当や⼼肺蘇⽣法を体験 　秋季全国⽕災予防運動前⽇の１１⽉８⽇（⽇）、市の農作 物等のイベントとの共催で、『名張市消防フェスティバル』 を開催しました。当⽇は天候に恵まれ、たくさんの市⺠の皆 さんに⾜を運んでいただきました。
　このイベントは、⼦供から⼤⼈まで『⾒て・聞いて・体験 しながら』防⽕・防災知識を⾼めてもらい、⽕災根絶と災害 からの⼈命損傷事故の撲滅を目指して、毎年秋に開催してい ます。
　体験コーナーでは、⾞両展⽰、応急⼿当や⼼肺蘇⽣法、濃 煙内の通り抜け体験コーナーをはじめ、幼少年のロープ渡過 体験も実施し、こちらは⾏列が途切れることがないほどの⼈ 気でした。

チビッコ救助隊　テントブースでは、住宅⽤⽕災警報器の設置促進をはじめ とした、防災物品等の展⽰コーナーや相談コーナーのほか、 ⼩学⽣が描いた防⽕ポスター⼊選作品の展⽰、ぬりえコー ナー等を開設し、来場した市⺠の皆様に⽕災予防を呼び掛け ました。
　また、名張市防⽕協会が⼥性防⽕クラブ員の協⼒で「防⽕ １１９バザー」を開き、開店前からバザーを⼼待ちにした⼈ の⾏列ができ、お昼過ぎには完売するという⼤盛況ぶりでし た。
　少年消防クラブ員は各コーナーをウォークラリー形式でまわり、防⽕・防災等の知識を⾼めてもらい ましました。
　ステージイベントでは、幼年消防クラブを代表し、市内の幼稚園の園児７４名が⾒事な防⽕演技を披 露し、詰め掛けた⼤勢の来場者を魅了し、最後には「⽕の⽤⼼︕」と、可愛くも⼒強い掛け声で会場 内に呼び掛けていただきました。この防⽕演技に引き続き、消防職員が扮する『１１９団アンシン ダー』が出動し、会場内の⼦供たちと共に、テーマ曲である「ディスパッチ・アンシンダー」にあわ せてダンスし、最後に⽕災予防等を呼び掛けました。

園児７４名が⾒事な防⽕演技を披露

最後に「⽕の⽤⼼︕」

　『１１９団アンシンダー』には、消防職員の有志５名が交代で扮しており、市内の保育所や幼稚園 へ訪問し、幼少年期からの「⽕災予防啓発」を実施しているほか、物品販売店や各種イベントにも出 動し、「⽕災予防及びＡＥＤの啓発」のほか、最近は新型インフルエンザの予防も呼び掛けていま す。
　現在では⼀緒にダンスを踊ってくれる⼦供たちもかなり増えており、この⼈気にあやかって、今後 も防⽕・救急の啓発活動を展開していきます。
　最後となりましたが、この『名張市消防フェスティバル』開催に際し、共催や協賛いただきました 団体のみなさま⽅にご協⼒をいただき、無事この催しが終了できましたことを感謝申し上げます。

　平成２１年１１⽉２８⽇（⼟）、松⼭市総合コミュニティセンターにおいて「みんなの消防フェス タ２００９」を開催いたしました。
　このフェスタは、平成１４年度から秋季全国⽕災予防運動事業の⼀環として実施しており、⺠間防 ⽕防災組織の表彰式や柔道の元ナショナルコーチを招いての防⽕講演、かわいい園児たちにアトラク ションなどを繰り広げていただきました。
　また、今年は⼥性防⽕クラブ連合会設⽴３０周年を記念して「松⼭市⼥性防⽕クラブ⾳頭」を作製 し、今回のフェスタにてお披露目を⾏ないました。
　本市では、平成１３年に震度５強の揺れを観測した芸予地震、また平成１６年には、頻繁に台風災害 が発⽣するなど、市⺠の防災・減災に対する関⼼も⾼く、⾃主防災組織の結成率も９９．９％まで⾼ まってきております。
　このようなことを受け、今回のフェスタでは、⼀⼈でも多くの市⺠に⼀層の防⽕・防災意識の⾼揚 が図れますよう、松⼭地⽅気象台にご協⼒をいただき、地震や台風発⽣のメカニズムを分かりやすく ご紹介いただくとともに、⽇本公衆電話会に災害⽤伝⾔板ダイヤルを⽴ち上げていただくなど、防災 関係団体と連携し様々な防災体験コーナーを設置させていただきました。

煙体験コーナー

マスコットカーでの記念撮影

　また、次世代の防災活動を担う市内少年消防クラブが合同で作製した防災パンフレットを展⽰する とともに、幼年・少年クラブ員を対象に「しょうぼうフェスタパスポート」を使って各コーナーを楽 しみながら体験してもらうなど、⼦供たちの笑顔の絶えないイベントとして実施することができまし た。

放⽔体験コーナー

ロープ渡りコーナー