女性防火クラブ員が保育園児に花火指導を実施
群馬県 太田市消防本部
紙芝居の様子 太田市女性防火クラブでは、令和6年7月4日(木)、保育園児を対象に花火指導を実施しました。
本格的な夏を迎え、子どもたちの花火による事故防止及び火災予防教育を目的として、女性防火クラブ員が紙芝居を使って、園児に問いかけをしながら指導を行い、その後、実際に園庭で手持ち花火の安全な遊び方の指導を行いました。
女性防火クラブ員が花火指導を行うのは昨年に引き続き2回目となりましたが、園児たちは最後まで興味を持って取り組んでおり、こちらからの問いかけにも元気いっぱいに答えてくれました。女性防火クラブ員は、「とても緊張しましたが、園児達は楽しそうに紙芝居を見てくれました。これからも地域の防火意識高揚に貢献していきたいと思います。」と述べていました。
手持ち花火の指導の様子
「尼崎市婦人防火クラブ連絡協議会研修会」を開催
兵庫県 尼崎市消防本部
昭和58年に尼崎市婦人防火クラブ連絡協議会が発足し、令和5年で40周年を迎えました。尼崎市内には26団体、846名の婦人防火クラブ員が在籍しており、地域の消防訓練への参加をはじめ、防火・防災に関する研修会や、住宅用火災警報器の設置・維持促進の広報といった地域活動に参加するなど「安全・安心のまちづくり」に積極的に取り組んでいます。
令和6年6月26日(水)尼崎市中小企業センターにて「尼崎市婦人防火クラブ連絡協議会研修会」を開催しました。
今回の研修会では、講師として、関西国際大学客員教授 斉藤 容子 様をお招きし、「多様的な視点からみる災害対応」と題しまして、近年発生した災害を例に避難所に避難してきた方の特性に応じた問題点や衛生環境等について講義していただきました。
阪神淡路大震災や東日本大震災等の地震災害での災害関連死と避難所のトイレの衛生環境の関係性や男女の認識の違いから生まれる支援物資(生理用品等)の不足等があることを現地での経験をもとに学ばせていただきました。そこで男女の認識の違いを埋めるために、男女共同参画の視点に立ち防災対策に取り組むことが非常に重要となります。
受講者たちは、いつもとは違った視点で防災問題を考えることが出来た様子でした。
「第40回気仙沼本吉地区女性防火クラブ連合大会 防火のつどい」を開催
宮城県 気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部
連合大会「防火のつどい」は、(一財)日本防火・防災協会の共催の下、気仙沼本吉地区の女性防火クラブ員が一堂に会し、防火・防災知識の習得と各クラブの交流を目的に令和6年7月7日(日)気仙沼中央公民館にて開催され、今年で40回を迎えました。
住宅用火災警報器の展示
意見発表
今大会の講演は、宮城いきいき学園 気仙沼・本吉校 教授の伊東毅浩氏を迎え、「命の大切さ~東日本大震災が教えてくれたこと~」と題し、思いやりの心を持って相手に接することが、防火・防災につながるという講話をいただき、聴講者の防火意識の向上を図ることができました。
また、優良女性防火クラブへの消防長表彰、女性防火クラブ員による意見発表、防火宣言及びアトラクションが行われました。
会場入口には、住宅用火災警報器の展示を行い、住宅用火災警報器の設置、維持管理の促進及び来訪者の防火・防災意識の高揚を図りました。
講話
アトラクション